そのへん。のブログ

福祉経験ゼロから福祉業界へ転職し、社会福祉士の資格を取得した人のブログです。

看護師の方の声のかけ方について思うこと。

いつもは音訳(目の不自由な方へ音で情報を伝える方法)の記事をメインで書いておりますが、今回はとある看護師の方の言葉づかいについて思ったことを書いていきます。

 

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「伊藤さん、おはよー。」

「高橋さん、お熱高いけど気持ち悪くない?」

「佐藤さん、昨日からオシッコ出てないねぇ〜、ちゃんとお水飲んでね。」

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入院した経験がある方であれば、もしかすると聞いたことがあるかもしれません。

 

でもこれって私はちょっと変だなと思います。

 

単刀直入に言えば、相手は大人です。

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患者さんが小さなお子さんであれば、少しでも不安を和らげるため保育園や小学校(低学年)の先生から言われているような言葉づかいの方が好まれるかもしれませんが、大人や特にご年配の方への声掛けであれば適切とは言えないと思います。

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たとえ病棟内で入院期間が長く、患者と看護師同士がある程度お互いを分かっている中であっても他の患者や面会に来ている方も聞いている可能性だってあります。

 

コミュニケーションを取るのであれば、声のかけ方以外にもたくさんあると思います。

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障害福祉の現場でも同じです。

とある施設では、

 

「しゅん君、ほら、ちゃんとお口、あーんして食べてね。」

「きょーちゃん、そんなところでオシッコしたらいかんでしょー。」

 

いかがでしょうか。

障害があっても相手は立派な大人ですよ。

〜君、〜ちゃんで呼ぶのではなく、「〜さん」と呼ぶのが適切ではないでしょうか。

自分も含め、個人の尊厳や相手を敬うことについて考えさせられる場面でした。

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