音訳奉仕員養成講座(秋田県点字図書館)
(このブログでは目が不自由な方のための音訳についてその処理方法や技術、必要性について、私が養成講座などで学んだことを紹介しています。また、ブログの記載内容については私は音訳を習って間もない為、表現について間違いなどがある場合がございますが、その場合はコメント欄にてご指摘をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。)
まだまだ間に合う!
音訳奉仕員養成講座のご案内です。
音訳練習の傍ら、「音訳の講座はどこかでやってないか?まだまだ知れ渡っていない団体が音訳講座を開催していないか?」など興味半分でネットで検索していて見つけた内容をブログで紹介するというコーナーでございます。
講座の多くは年度始まりに開催する事があるかと思いますので、4月・5月は要チェックです!
さて、今回は秋田県にスポットを当ててみたいと思います。
講座の紹介は以下のようになっておりました。
(抜粋文の所々にコメントを加えております!)
=================
秋田県点字図書館では、視覚に障害のある方への情報提供を目的に、点字図書・録音図書の製作、郵送による貸出など、各種サービスの充実に努めております。
点訳とは、普通字(墨字)のものを点字にする作業で、音訳とは普通字(墨字)のものを音声に変えて視覚障害のある方に伝える作業です。
当館では、現在約200名の点訳・音訳ボランティアが図書製作活動をしておりますが、平成30年度もボランティアとして協力いただける方を育てる目的で、『点訳・音訳奉仕員養成講座』を引き続き開講いたします。視覚障害者の読書環境にご理解いただき、活動に参加していただける方をお待ちしております。
【所感】
200名の登録があるということで大変驚いております!
点訳と音訳のボランティアさん合わせての数字ですが非常に多くの方が登録されているということで、諸先輩方との交流も持てそうですね!やはり音訳は講座の先生のアドバイスや声だけではなく、一緒に学ぶ仲間からのコメントや仲間の声を聴くことがとても大切だと思います。
*平成30年4月頃、広報等で募集いたします。
電話 018-845-0031
FAX 018-845-7772
E-mail tenji@fukinoto.or.jp
1.講座名 点訳・音訳奉仕員養成講座
2.日 時(予定)
①事前説明会
平成30年5月上旬頃 10:00~11:45
②点訳・音訳奉仕員養成講座
平成30年6月~翌年3月まで(全30回)
点訳・・・毎週水曜日10:00~12:00(予定)
音訳・・・毎週木曜日10:00~12:00(予定)
【所感】
すごい!30回も講座が開催される・・・!
これだけの登録者がいる団体で開催されるので、音訳の基礎からじっくりと学ぶことができそうで羨ましい・・・!
平日の午前中から開催となりますので、お休みが合わない方や平日に休めない方は参加が難しそうですね〜。
3.受講料 無料(ただし、テキスト代等は実費となります)
【所感】
テキストはどんな資料を使われるのでしょうか。
これまで多くの方を養成されてきたので、資料についても洗練されているんだろうなぁ〜、ぜひ市販の教科書以外の資料が使われているのであれば拝見させていただきたい・・・!
4.定 員 点訳・音訳各講座10名程度
※事前説明会終了後、養成講座の申し込みを受付します。(課題等の提出があります)
【所感】
年に10名定員ということは現在の200名の登録規模になるまで随分前から熱心に開催されてきたのでしょう。
5.会 場 秋田県点字図書館
6.その他
受講にあたっては特別な資格を必要としませんが、ボランティア活動はパソコンを使用して行いますので、 パソコンの基本操作が可能で、パソコンを所有しているか購入の予定のある方が望ましいです。また、実際の図書製作では、点訳・音訳それぞれの機材等の準備が別途必要となります。
【所感】
この文書から推測すると、講座内でもDAISY編集や音楽ディスクへの編集作業が入ってきそうですね。編集ソフトは数千円くらいだったと思いますので、それも自費で購入となる感じですかね。もっとも登録者として活躍するのであれば自宅での作業は必須となりますので、当然の購入といえば当然ですよね!
=================
以上になります
参考URL:
平成30年度 点訳・音訳奉仕員養成講座の事前案内 | 秋田県社会福祉事業団
ご興味のある方、ぜひぜひお問い合わせしてみてください!
そして、毎回のことでございますが音訳講座へ参加された方・参加が決まった方がいらっしゃいましたらぜひブログへコメントください!
全国の団体さんが行っている養成講座の内容や地域性について興味がありますのでよろしくお願いいたします!
最後に実際に私が音訳を学習するときに使った教材をご紹介させていただきます!
1つ目:
コチラの教材は視覚障害者とは?なぜ音訳が必要なのかが丁寧に説明されています。
そして、一通りの音訳に使用する技術も紹介されています。
編集や校正についても触れてあるので音訳の入門書といっても良いかもしれません。
2つ目:
こちらは上の教材を補完するような内容となっています。
具体的な文章の例をもとに、音訳技術の紹介と複数パターンの音訳方法がある場合の紹介がわかりやすく説明されております。
音訳マニュアル 処理事例集―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
3つ目:
コチラの教材も2つ目と同様に具体的な文章の事例に沿って、丁寧に説明がされています。
さらに音訳について知識や技術を深めていきたい方にオススメです。
音訳マニュアル 音訳・調査編―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
Twitterやってます⇒
農福連携で思うのが、やはり季節によって仕事量や仕事の内容がガラリと変わってしまうこと。障害者の方の中にはこのころ仕事が変わってしまうと不安定な気持ちになる方もいらっしゃいます。 #福祉 #農福連携 pic.twitter.com/JVguoAwEqM
— 福祉のそのへん (@fukushino052) 2018年3月28日
YouTubeやってます⇒
以上です。