そのへん。のブログ

福祉経験ゼロから福祉業界へ転職し、社会福祉士の資格を取得した人のブログです。

かっこ類の前の音について、音訳技術

(このブログでは目が不自由な方のための音訳についてその処理方法や技術、必要性について、私が養成講座などで学んだことを紹介しています。また、ブログの記載内容については私は音訳を習って間もない為、表現について間違いなどがある場合がございますが、その場合はコメント欄にてご指摘をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。)

 

さて、今回は活字符号のかっこ類についてお話しようと思います。

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以前も補足の読み方という記事を書きましたが、今回はそれも含めかっこ類について取り上げたいと思います。

 

social-welfare.hatenablog.jp

 

一言でかっこといっても、「」()【】とPCでかっこという変換だけでも様々な種類が出てくるかと思います。

実際の文書において、作成者によりかっこに持たせる意味が変わる場合がありますが、主に「」は会話文に多く使用され、()は補足して説明する場合に使用されることが多くあります。

かっこ類が出てきた場合、どのような意味で使用されているかを正確に判断することが音訳者に求められます。

()が補足説明として使用されいている場合は、かっこ内はピッチを下げて読みます。

よく電話番号の市外局番でしようされる()は、単に区切り符号として使用されいているのでピッチを下げる必要はありませんのでご注意を。

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「」については、引用、留意として使用されている場合は、かっこ内をややピッチを上げて、スピードを若干他の地の文よりゆっくりと読むという方法で音声処理を行います。

次回のブログではかっこ類の処理を動画でご紹介したいと思いますので、お楽しみに!

最後に実際に私が音訳を学習するときに使った教材をご紹介させていただきます!

1つ目

コチラの教材は視覚障害者とは?なぜ音訳が必要なのかが丁寧に説明されています。

 そして、一通りの音訳に使用する技術も紹介されています。

編集や校正についても触れてあるので音訳の入門書といっても良いかもしれません。

音訳テキスト 音訳入門編―視覚障害者用録音資料製作のために

音訳テキスト 音訳入門編―視覚障害者用録音資料製作のために

 

2つ目

 こちらは上の教材を補完するような内容となっています。

具体的な文章の例をもとに、音訳技術の紹介と複数パターンの音訳方法がある場合の紹介がわかりやすく説明されております。

音訳マニュアル 処理事例集―視覚障害者用録音図書製作のために

音訳マニュアル 処理事例集―視覚障害者用録音図書製作のために

 

 3つ目

 コチラの教材も2つ目と同様に具体的な文章の事例に沿って、丁寧に説明がされています。

さらに音訳について知識や技術を深めていきたい方にオススメです。

音訳マニュアル 音訳・調査編―視覚障害者用録音図書製作のために

音訳マニュアル 音訳・調査編―視覚障害者用録音図書製作のために

 

 

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以上です。