読み聞かせと福祉
「子どもに毎晩読み聞かせをしてるけど、ちゃんと聞いてくれない。」
「何回も何回も同じ本を読んでいるうちに、こっちが飽きてしまう。」
「この本ではこれを伝えたいと思うけど、理解してくれてるかしら。」
ということで、今回は私が気になった本について記事にしたいと思います。
みなさんは読み聞かせをしていますか?
自分の子どもに、図書館のボランティアとして、勤務先の施設で利用者の方へというようにシーンや相手は様々かと思います。
私の場合、子どもに読み聞かせることが多いのですがその際に大切にしていることがあります。
・擬音語、擬態語は感情を込めて笑いをとるくらいの気持ちで読む
・読みながら読んでいる部分の絵を指差したりする
・読み終わった後はクイズ形式で内容を振り返る
というように、読んでおしまいという形式にはしないというこだわりがあります。
また、音訳関連のブログなので触れておきますが絵本を読み聞かせるときはもちろん、音訳する際の読み方とは全く異なりますが、普段の音訳の練習は明瞭に文字を読む、高い音から低い音へ一気に変える、など音訳の練習で培った表現技術はとても役に立ちます。
前段が長くなりましたが、今回私が手に取った本は
「読み聞かせは魔法!」
まず驚いたのは日本と欧米で読み聞かせに大きな違いがあるという点です。
詳しくは本で確かめていただきたいのですが、読み聞かせに対する考え方や読み聞かせの位置づけの違いには大変興味深いことが多くありました。
どの絵本を読み聞かせるにせよ、その相手にとって印象に残り、楽しかった体験の一つとして記憶に残るような読み聞かせをしたいものですよね。
ぜひこの本で今日からの読み聞かせのヒントになるものを何か一つでも掴んでいただけたらと思います。
ということで、今回はここまで!
次回の記事もお付き合いいただけますと幸いです。
最後に私が音訳を学習するときに使った教材をご紹介させていただきます!
1つ目:
コチラの教材は視覚障害者とは?なぜ音訳が必要なのかが丁寧に説明されています。
そして、一通りの音訳に使用する技術も紹介されています。
編集や校正についても触れてあるので音訳の入門書といっても良いかもしれません。
2つ目:
こちらは上の教材を補完するような内容となっています。
具体的な文章の例をもとに、音訳技術の紹介と複数パターンの音訳方法がある場合の紹介がわかりやすく説明されております。
音訳マニュアル 処理事例集―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
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3つ目:
コチラの教材も2つ目と同様に具体的な文章の事例に沿って、丁寧に説明がされています。
さらに音訳について知識や技術を深めていきたい方にオススメです。
音訳マニュアル 音訳・調査編―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
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