音訳で気をつけるべき「い」からの「お」
このブログでは「音訳(おんやく)」について、私がこれまで養成講座や実践で学んだことを紹介しております。
さて今回は
「い」からの「お」の発音について、ご紹介したいと思います。
広報誌や報告資料などをメインに音訳していると、一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。
(例文)
次年度につきましては、引き続き全社をあげて対応をして参ります。
意外と難しい!?
今回のポイントは、「対応を」の部分です。
なんて事ないじゃん😏
と思われたそこのあなた!
一度、発音してみてください。
太陽を?
いかがでしょうか?
「い」と「お」の発声が甘いと「よ」に聞こえてしまいます。例文から全社を挙げて太陽をして参ります!なんて聞こえてしまったら、聞き手は笑ってしまうかもしれませんね、、、!
最後に私が音訳を学習するときに使った教材をご紹介させていただきます!
1つ目:
コチラの教材は視覚障害者とは?なぜ音訳が必要なのかが丁寧に説明されています。
そして、一通りの音訳に使用する技術も紹介されています。
編集や校正についても触れてあるので音訳の入門書といっても良いかもしれません。
2つ目:
こちらは上の教材を補完するような内容となっています。
具体的な文章の例をもとに、音訳技術の紹介と複数パターンの音訳方法がある場合の紹介がわかりやすく説明されております。
音訳マニュアル 処理事例集―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
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3つ目:
コチラの教材も2つ目と同様に具体的な文章の事例に沿って、丁寧に説明がされています。
さらに音訳について知識や技術を深めていきたい方にオススメです。
音訳マニュアル 音訳・調査編―視覚障害者用録音図書製作のために
- 作者: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 出版社/メーカー: 全国視覚障害者情報提供施設協会
- 発売日: 2013/04/01
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以上です。