フレージングについて、単語を意識して読む、音訳
さて、今回はフレージングの最終回。
「単語を意識して読む」ということについてお話をすすめていきます。
とはいえ、何か特別なことではなく文字通り「単語」を意識して「読む」というだけ(といっても、重要なことなんですが)です。
今回も例文をもとに説明させていただきます。
『私は黒い犬を飼っています』
「黒い」と「犬」の部分について、単語を意識しないと「くろいぬ」というように聞こえることがあります。
文章は名詞+助詞、形容詞、形容動詞などから成り立っています。
その為、内容を正確に伝えるためには一つ一つの「単語」がきちんと聞こえなければなりません。
特に前の単語の語尾と後ろの単語の頭に同じ母音が続くところは注意が必要です。
次に続く単語を意識することではっきり発音できるようになります。
また、(実際に私がそうでしたが)単語を意識するあまり、母音が重なる部分の前後を読むスピードが若干遅くなると不自然になりますのでご注意ください。
聞き手の耳に自然と入る(理解できる)音になるよう練習することが必要です。
これで、フレージングについてというタイトルを3回に分けてお伝えさせていただきました。
次回は「補足のある文章」についてお話していけたらと思います!
雑誌や新聞だけではなく、様々なところで「括弧書き」って良く見ますよね。
括弧書きにもいろいろな種類があり、読み方にも技術がありますので、次回もお楽しみに。
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— 福祉のそのへん (@fukushino052) 2017年12月22日
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参考:
以上です。