そのへん。のブログ

福祉経験ゼロから福祉業界へ転職し、社会福祉士の資格を取得した人のブログです。

【音訳】区切る場所を間違うと大変なことに!?(表現技法)

音訳表現技法についてご紹介します。


【音訳】区切るところで意味が変わる!?(処理方法について)

例文)

そのとき彼の車は、センターラインを大きく越えて、前から走ってきた車とぶつかった。彼に落ち度はなかったのだが、ショックはあとまで尾を引いた。

 

2つの文章がありますね。

前文だけだと、『彼が悪かったのか、対向車が悪かったのかわかりませんが、次の文で彼に落ち度はなかったとなっておりますので、今回は『対向車がセンターラインを越えてきた』という意味の文章にしなければなりません。

 

晴眼者の我々は、文字を見ながら意味を追うことができますが、視覚障害者にとっては音が頼りになります。 音訳者がしっかりと文章を理解し、区切ることの大切さを理解することができる例文だと思います。