そのへん。のブログ

福祉経験ゼロから福祉業界へ転職し、社会福祉士の資格を取得した人のブログです。

自己理解と他者理解の研修方法!バイアスについて

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みなさんは自分を理解していますか?

「そんなこと急に言われても、、、」

「分かってるつもりで分かってないかも」

「そもそも自己理解って何?他者理解って何??」

と、色んな方がいるかと思います。

今回はそんな方に対して私が実際に学んだ簡単な研修方法をご紹介いたします!

 

 

まずはじめに

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一人でなく、複数人で行います。

4人くらいがベストだと思いますが、多くても構いません。

参加者には、ポストイットを配布します。(ポストイットの色は参加者毎に変えられたら、変えてください。)

つぎに

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準備が整ったら、ポストイットに『自分を動物に例えると何になるか』という答えを書きます。

ポイントは、“誰にも見せないように”すること!

また、動物の名前だけではなく「簡単なイラスト」も書いてみましょう!

そして

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では、自分を動物に例えた後は、グループのメンバーを動物に例えると何になるかをポストイットにその人ごとに分けて書きます。

簡単なイラストもお忘れなく!

さいごに

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では、メンバーそれぞれに動物の名前とイラストが書いてあるポストイットを渡して下さい!

他のメンバーから渡されたポストイットを確認してみましょう!

いかがでしょうか?

その中で自分が書いたものと同じものはいくつありましたか、、、!?

これは集まったメンバーの種類によりますが、初めて会ったメンバーでも、職場でいつも一緒に仕事をしている仲間であっても、ほとんどの方が自分の書いた動物とは違うと思います。

さらに

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では、さいごになぜその動物に決めたのかをメンバーそれぞれで簡単に話し合ってみましょう。

理由は簡単で構いません!

「第一印象が明るい感じだったから」

「これまでスポーツをしていたから」

「今日着ていたシャツが派手だったから」

など、何でも構いません。

何故なら、それがあなたへのイメージであり、あなたが思ってるあなたなのですから。

まとめ

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ここで大切なのは、人間は人を見る時にバイアスを知らないうちにかけて人を見ている、という点です。

「あ、この人はビジネスの話が好きだからきっとこうだろう」

「俯き加減でいるから、何か問題でも抱えたいるのかな」

とか、その人のたった一部の断片だけでその後の話の内容や、人柄までを決めつけていませんか?

社会福祉士として

街の怪しげな占い師や、近所のおばちゃんであれば「あぁ、この人はこうだね」という先入観で話をしても良いかも知れませんが、社会福祉士としてはこれではいけません。

相手の見えない部分を見ようとする姿勢こそ求められます。

今回の方法では、人は自分のバイアスを通じて、人を見ているということを自覚して対人援助、コミュニケーションに当たることの大切さを知ることができます。

ぜひ、グループワークのアイスブレイクや、職場でも研修会の導入としても使ったみてください!

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